エストロゲンでオキシトシンを増やせるの? エストロゲンでオキシトシンを増やせるの?

女性ホルモンで有名なエストロゲンと近年テレビなどでも注目されている幸福ホルモンと呼ばれるオキシトシンとは密接な関係があります。ではそれぞれどんな働きがあって、どんな相互作用があるのでしょうか?

女性ホルモンの作用

女性の体では大まかに4つのホルモンが毎月入れ替わりながら心と体を司っています。その中にエストロゲンがありこれは女性ホルモンの代表です。女性の体と心のバランスを取り、妊娠・出産に必要な準備をし、体のサイクルを整えたりもします。自律神経のバランスをとっているホルモンでもあるためこのホルモンが激減する更年期では体の不調が目立つようになります。

エストロゲンのオキシトシンへの作用

次にオキシトシンですが、オキシトシンは男女・親子の愛情を育み、絆や信頼に大きく影響を及ぼします。人に触れあうことで幸せだなと感じることのできる感覚もこのホルモンによってもたらされます。エストロゲンにはこのオキシトシンに働きかけてスキンシップや見つめあい、抱擁といった外的な刺激で幸せや絆をより感じやすくさせてくれるのです。幸せを感じ取るアンテナをより強化して受信しているといったイメージです。

エストロゲンが増えればオキシトシンは増える?

いいことづくめに思えるエストロゲンですが、実は増やせばいいというものでもないのです。このホルモンは増えすぎると、体温が下がる、脂肪が落ちにくくなる(体重が増える)、気分が激しく変化する、生理痛がひどくなるといったマイナス面もあります。そして、ストレスや食生活の乱れなどでも簡単に増えてしまうといった面があります。複数のホルモンが入れ替わりながらバランスとっている女性の体の場合、ホルモン同士のバランスを崩さないように作用させる方が心身ともに健康な状態を保てるのです。そうすると女性ホルモンを増やしてオキシトシンを増やすということは難しいのでしょうか?

女性ホルモンだけに頼らずオキシトシンを増やそう

生理周期の中ではエストロゲンが増えた次の週あたりにオキシトシンが多くなったりします。オキシトシンはホルモンが入れ替わる際に変化するバランスに対応するためにも分泌されます。他のホルモンとの心身バランスを保つための潤滑油としてオキシトシンは重要です。しかしそれ以外にも自分自身でオキシトシンを増やすことはできます。それは心地よいと感じられる人とのおしゃべりやふれあいを増やすことです。このホルモンはこういった外的な刺激に対しても分泌を促すことができますから、女性ホルモンだけに頼ることなく増やせたらいいですね。

Top